このテーマはまだまだ研究途上でして、まだよくわからないことだらけですので備忘録的に再掲しておきたいと思います(以下、旧ブログより)。
「ジョン・レノンを殺した凶気の調律A=440Hz」のレビュー を書いたあと、ふとソルフェジオ周波数と純正律の間には明らかに深い関係があることに気づきました。
A=440Hzのままで純正律でチューニングすると、528Hzがぴったりドとして出るし、さらに396Hzはびしーっとソである、と。
周波数の比で言うと、ド:ソ=2:3
528:(396×2)=2:3
……つまり完全5度の超気持ちいいハモリがソルフェジオ周波数の音の並びの中に埋め込まれている、と。
これ凄くネ? ねぇ凄くネ? ハモリって滅茶大事ぢゃネ?…とワツィなぞのやふな凡人は思ふのですが、しかし著者はその驚愕の事実は完全にスルーしてあくまでも「平均律」で「愛の周波数」ドを528Hzにするために基準はA=444Hzにすべし、と言っています。つまりそこではA=440Hzを悪役にして、半ば規格として押し付けられた平均律についての疑問は封印しているようにも見えるわけです。これは非常に怪しい。
……著者のホロウィッツ博士というのは「寸止め」くんであり、実は「向こう側の人」なのではないか、という気持ちがヂワヂワと湧いて来てをります(Thriveにおけるギャンブル氏と同じようなポジション?)。
ただし、こういったことを「決めつける」ことには何の意味もないわけで、あくまでも"可能性がある"程度に留め、本当に大事なことに迫るにはポジションを忽せにしつつ柔軟に考えないとネ、とは観じてをります。
それにしても、当然と言えば当然、やはりとっくに同じ点に気付いていた人はいるわけで、さもありなんと思うのですが、ピアノ奏者ではなくプロのヴァイオリン奏者であるkahonさんという方で、ワツィのレビューのすぐ後に、チョー鋭い突っ込みを入れられています。
(但し、ワツィは「誤訳が多い」という批判は翻訳者には酷かなと観じます。恐らく原文が誤訳を誘発しているところがあるのでしょうし、その辺りのチェックは編集者の仕事ではないかな、と)
ともかく、 恐らく古の権力者によって封印されたとされるソルフェジオ周波数にパワーがあるとして、それについて知るには、古典音律との関係は避けて通れないと思われます。
純正律におけるハモリで重要なのは「自然長3度」なので、それがソルフェジオ周波数とどう関わっているか、というのはワツィにとっての今後の課題でありますが、各々方もA=444Hzにするんぢゃなくて、一度A=440Hzのままで、純正律にチューニングしてみるといいですヨ。
特に、ハープとかお琴の系統のキーが変えられない楽器は、何もわざわざ響きの悪い平均律なんかにする必要ないんぢゃない?
純正な響きつーものはネ、もうホントにネ、クセになりますヨ。