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Beyond Boundaries II…悟茶の野点

language learning life

覚えた端から忘れる中高年のための外国語習得法

投稿日:2018年9月30日 更新日:

 

ともかく世の中こんな状況ですし、これから益々残念な方向にずり下がって行きそうな気配が濃厚と観じます。
それは数年前からなんとなく感じていましたし、何とか日本以外にも生活や仕事の軸を持ちたいとずっと考えてきました。

その準備として、ある程度はその国の言葉を話せるようになる必要があるわけで……。

英語だけでもかなり大変なのに、いいトシになってからさらにもう一カ国語?。
……う〜む。

いやいやいやいや、できない理由を探しても仕方ないので、なるべく前向きに行きたいところです。

クリティカル・エイジなんのその

昔から言語の習得に関してよく言われるのが「クリティカル・エイジ」。

クリティカル・エイジとは、遺伝的に決まっている機能の発達の年齢のことで、言語であれば8〜13歳くらいまでに母国語としての習得が止まってしまうと言われています。
一般的には、小学生くらいの時期に海外で過ごした日本人はバイリンガルになりますが、大人になってから海外に留学や移住した人は、日本語以外の言語を習得するのにかなり苦労することが多いようです。

………き、厳しい。

それは確かなんですが、それでも近頃は「外国語を学ぶのは大人になってからでも決して遅くないョ」という説もかなり見受けられます。

参考になった本

これらの書物の自分なりの解釈では、まず取り組むべき外国語習得のキモはざっくり言うと「語彙力」と「発音」。
それをどのように効率よく鍛えて脳ミソに定着させるか……。

目下の自分の目標は、

  • 最低200(犬かき単語=なんとか日常生活で使えるレベル)、できれば600〜650単語を覚える。
  • それらを使って自己紹介(仕事や趣味)できるようになる。

……というものです。

しかし単語なんていうものは、エビングハウスの忘却曲線が表してるように、覚える端から忘れてってしまうのが普通のことであり、忘れかけたところでまた記憶を上書きしてやるしかない。

出典:www.nextglobaljungle.com

そして、それを助けてくれるのがひと昔前の語学学習では考えられなかった、スマホやPCのアプリです。
これがかなりイケていて、無料で使えるのも多いのがありがたい。

単語を覚えるための強力なアプリ

Anki」(Android版は"Ankidroid"/iOS版は有料?)

単語帳アプリですが、これは既に多数の言語で様々なレベルの単語カードのセットが用意されており、それをダウンロードして使うことや、さらにそれを自分なりに改良することができます。

このアプリがただの単語カードと決定的に異なるのは、表示される単語(音声データあり)の頻度が忘却曲線に即して設定されるので、非常に効率的に記憶を定着させることができるところです。
実際に毎日30分〜1時間ほど、ひと月継続してみたところ、約600語を一応なんとか覚えることができました。
(但し、覚えたと安心して放置していると、途端に忘れ始めます!!!)

※Ankiの使い方

ところでAnkiを使う上で心がけたのが、「科学的に正しい英語勉強法」で紹介されていた以下のポイントです。

忘れかけている単語について「アレなんてったっけ?〜」という時にすぐに答を見ずに、なんとか思い出そうと悶絶することがとても重要(5〜20分)で、そうやって脳に負荷をかけることで記憶の定着が強まるとのことです。

勉強でも学習でもなくトレーニング

そのようなやり方でAnkiを使っていると、時折、単語が脳ミソに沁み込んでいくような、言語中枢が激しく発火してドライブするような感覚を覚えることがあります。なんとなくそれは筋トレと似ているような感じです。
苦しいけれど、やったことが確実に身についているという実感といいますか……。

言語習得の要は、楽しみながら続けられるか……これに尽きると思います。

インターネットを使って外国語を学びたい人どうしをつなぎ、お互いの母国語を教え合うWeb siteなどもあります。
こういうサービスを使うと、拙いながらもコミュニケーションの楽しさを感じられるので、モチベーションを保つのにも役立ちます。

「もうトシだから」という気持ちや苦手意識を捨て去る

参考にした本の著者をはじめ、昨今多くの専門家が言っているのが、「言語習得はいくつになってもできる」ということです(しかもボケ防止にもなる!)。
それは脳科学に基づく知見であり、精神論でも何でもないところが、始めの一歩を踏み出す気持ちを後押ししてくれます。

実際、赤ん坊が母国語を話し出すまでに要する時間は千数百時間。一方で、大人になってから学んだ外国語については、最低300時間ほどのトレーニングで、片言での日常会話が可能になる場合もあるそうです(もちろん、個々の言語の難易度や学習者の適性によりますが)。

大人になってからの外国語習得は、経験や感情の記憶を最大限に活かして脳に定着させるのが特徴です。
克服すべきなのは、自分で自分を縛っている「もうトシだから」という諦めの気持ちでしょう。

とにかく継続する

継続するには習慣化。
……とはいっても、必ずしも毎日コツコツ少しずつ……でなく、週末に集中して時間をとるのでもよいらしい。
継続のリズムは各人の都合に合わせて考えればよく、ともかくいろいろ折り合いをつけて、諦めずに続けたいところです。

このYouTubeでは、語学は知識ではなく、ほとんど肉体的なトレーニングのようなものであると説かれています↓

どんな外国語でも半年でマスターしてしまう方法 | クリス・ロンズデール | TEDxLingnanUniversity

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