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もしも自分が癌と診断されたら

歌舞伎俳優の市川海老蔵氏夫人、小林麻央さんが癌闘病の末に亡くなったことについて、今も様々のメディアで取り上げられ続けているようです。これまでも芸能関係者などの有名人が癌で亡くなる度に、多くの方々が不安になって「がん検診を受けなきゃ…」「がん保険に入っておかなとまずいかしら…」とお思いになっているのではないでしょうか。

そういう氣持ちはわからなくもないです。

なにせ、ふつうの健康な人の身体の中でも、毎日5000〜6000個のがん細胞が生まれていると言われています。不摂生な生活が続いたりストレスが溜まるなどして免疫力が落ち、それらのがん細胞を退治できない状態になれば、それが増殖して病状が進んでいってしまうことになります。

身内に癌になった人がいれば、体質的に自分も罹りやすいのではないかと考えたりもします。私自身について言えば、母方の祖母が胃がんで亡くなりましたし、その息子(つまり私の叔父)は70歳くらいの時に悪性リンパ腫を発症しました。自家造血幹細胞移植をしたとのことですが、その後再発もなく現在も頗る元気に生活しています。最近は抗癌剤の効能が疑問視されていますが、叔父の悪性リンパ腫のようなケースでは奏功する場合があるとのことです。薬の種類やタイミングなどの要素が上手く重なり非常にラッキーだったと言えるのでしょう。

自分の身体の状態を把握し、免疫力を上げる方法を探る

そういった経緯があり、「もし自分が癌と診断されたらどうするか」というのは常々意識するようになりました。但し、ただ怖い怖いと思っているのとは違って、それを身体が発するサインとして見た場合、どんな対処の仕方があるだろう、ということを考える。ある種のシミュレーションですね。

当然、基本的に抗癌剤や放射線治療は受けるつもりはありません。昨今、そう考える人は増え続けているのではないでしょうか。

……とは言え、実際にそういった状況になったら、多くの情報の中から自分に最適の方法を冷静に探しだし、実践するのはかなり難しいのではないか、とも観じます。そんな折、非常に参考になる先達の闘病記(「末期がんを免疫力で克服した体験記」)に出会いました。

末期がんを免疫力で克服した体験記

末期がんを免疫力で克服した体験記

筆者が実際に余命1年の肺がんと診断されてから(1999年|58歳の時)、どのような姿勢で自分に合った治療法を見つけ出し、取り組んできたか、というプロセスがとてもわかりやすく解説されています。

とにかく、自らの身体の状態を冷静に観察し、効果があると確信できる方法を見つけたら徹底的に集中して取り組む、という姿勢の重要性が伝わってきます。

免疫力を上げるには、ともかく身体の中の温度を上げることが強調されていて、深く頷きました。筆者の取り組みを参考にして、何人もの方々が癌を克服されたのではないかと想像しました。

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