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【まるっと“超”基礎】ブロックチェーン⑧ スマートコントラクトとは

投稿日:2018年12月19日 更新日:

現時点でのブロックチェーンにおいて、「Smart Contract=賢い契約」とは概ね「契約成立に必要な条件が記された取引内容が、ブロックチェーン上に改ざん困難な状態で記録されており、そこに書かれた条件が満たされると自動的に契約が成立するトランザクション」を表します。

「契約」の概念は、次の4つのプロセスで成り立っています。

  1. 契約の定義

  2. イベントの発生

  3. 価値の交換〜契約執行

  4. 決済

スマートコントラクトをブロックチェーンと組み合わせることで、当事者間の取引をプログラムとしてブロックチェーン上で記載し、契約の執行条件が満たされたら自動的に契約が執行される仕組みを作ることができます。

このことによって取引に伴う様々な作業を自動的に執行できるようになり、不正取引が減ったり、従来の仲介業者がやっていることを自動化できるなど、今後の世界を画期的に革新する可能性を持ちます

スマートコントラクトでは上記のプロセスの2〜4を自動で行うことができます。

従来の「契約」では多くの場合、相手への信頼が必須でした。

金銭の貸し借りの際などにおいて、借りた側の契約不履行や虚偽情報の申請等で貸した側が損失を被らないためには、相手を信頼できることが不可欠であり、不履行の際には問い合わせの手間がかかりました。

従って、相手が信頼できない時の契約においては、信頼できる仲介者を置くことで取引を行うため、仲介手数料などがかかっていました。

契約が自動的に履行されるスマートコントラクトでは、相手への信頼・仲介者の存在・相手への問い合わせなどの手間が不要となります。

 

スマートコントラクトのアプリケーション

storj(ストレージ)

P2Pで各ユーザーの余ったHDD(ハードディスク)を貸し出し、ファイルをブロックチェーンで保管する分散型ストレージクラウドサービス。

中央管理者がいないDropboxのようなものと言えます

HDDは全部暗号化されているのでHDDを借りた本人しか内容を見ることができません。

 

Golem(ゴーレム)

P2Pネットワークで個人のPC同士をつなぎ、各自のコンピューターリソース(CPUの計算能力)を世界中でシェアするシェアリングエコノミーの考え方。

世界中のコンピューターの計算資源を借りることによって、普通のPCでも、スーパーコンピューターに匹敵する計算スペックを持つPCになると言われます。

 

SNSとブロックチェーン

FacebookTwitter, InstagramなどのSNSは、それらのサービスを提供する企業が独自のサーバーを運用してデータを管理しています。

従って、ユーザーの個人情報やコンテンツはそこで集中管理する中央管理者に握られています。

実質的には検閲が可能なため、管理者の何らか都合でデータが削除されたり改変される可能性もあります。

ブロックチェーンを使ったソーシャルメディアなら中央管理者がいないため、コンテンツの検閲や改ざん、削除ができません。

表現の自由が制限されている国などでも需要が見込まれます。

 

Akasha(アカシャ)

イーサリアムネットワーク上に構築されたSNSプロジェクトで「検閲や改ざんを受けない言論空間」が特徴。

ユーザーは自分で投稿したコンテンツを販売してイーサリアムを受け取ることができます。

そのコンテンツが気に入った他のユーザーは「いいね」のかわりにイーサリアムを「投げ銭」として送ることもできます。

イーサリアムは送金手数料が安いので少額決済に向いています。

コンテンツのマイクロペイメントができるソーシャルメディアが Akashaです

Akashaでは、イーサリアム上のアカウントとそのユーザーの書いたコンテンツが結びついているので、ネット上の身分証明の役割を担う機能を持ちます。

国籍や性別・職業ではなく、その人が書いたコンテンツでアイデンティを識別できるようになるという考え方です。

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